神聖幾何学・参考資料

以下 フラワー・オブ・ライフ/ドランヴァロ・メルキゼデグ薯より抜粋

 

 

人体と幾何学は「宇宙のものさし」である。 

松果体の中にはすべての神聖幾何学的構造が保たれ、この現実がいかにして創り上げられたかという知識がたくわえられています。

しかし転落した時に記憶を失ってしまったので、これらの知識に触れることはできなくなっています。

 

記憶を失ったことで、私たちは別の方法で呼吸しはじめました。松果体からプラーナを取り込んで中心の管の中を上下させる代りに、鼻と口から呼吸しはじめたのです。

(中略)

 

つまり、「ただ一つの現実」を、善と悪、または二極性意識などといった別の解釈で見るようになったのです。

 

この二極性意識は、肉体の中から外を見ているのだと考えさせ、その結果、私たちは自分が「外側」とは別個の存在であると考えるようになりました。

これは完全なる幻影です。

事実のように感じられますが、この知覚に真実はひとかけらもありません。

転落したところの視点から見た現実でしかないのです。


マカバは「スピリットと肉体に同時に作用する、逆方向に回転する光のフィールド」ということになります。

これはスピリットと肉体(またはその人の現実の解釈)を一つの世界や次元から、もう一つの世界や次元へと移動させられる乗り物です。

マカバの機能はこれだけではありません。

実際には異なった現実の間を行き来するだけでなく、新たな現実の創造もできるなど、たくさんの機能があります。 

本当は一つのスピリット、一つの勢力、一つの意識がおしなべてあらゆる存在を通して活動し、すべてに調和が存在しているのだということを左脳が理解できるまで、そして疑いの余地もないほどそのつながりが明らかになるまで、精神は一体性やみずからの可能性とまったく切り離されたままです。

ありとあらゆる存在を創造したものはただ一つであり、そしてそのイメージとは、あなたの体のまわりに形成された電磁場のイメージを同じものです。

あなたのフィールド(場)にあるのと同じ幾何学構造が、まわりじゅうどこにでも見出せますー植物や、銀河や、原子やその他もろもろに。 

私たちの世界のすべては波形(時には「パターン」とか「正弦波特性」と呼ばれることもあります)であり、さらには音としても見ることができます。

 

すべてのもの~あなたの肉体、惑星など完全にすべて~は波形です。(中略)

それぞれの次元のレベルとは、「波長の基本的長さの違い」以外の何ものでもありません。

 

(中略)

 

私はこの宇宙を、すべての星々と原子が外へも内へも無限に、永遠に広がっていくものと見なしていますが、この宇宙は約7.23cmの波長が基本となっています。

(中略)

この7.23cmというのは、宇宙の音を意味するヒンズー語の「オーム」にあたります。

この宇宙内のすべての物体は、その構成によってそれぞれの音を創造しています。

どの物体も独自の音を発しているのです。 

オクターブ間に存在する虚空は「大いなる虚空」あるいは「壁」といわれます。

高次オクターブへ達するためには、超えなければならない壁といったようなものです。

トートによると、地球にはそれぞれの人間が通過する、まったく異なった五つの生命の段階、あるいはレベルというものが存在するのだそうです。

 

私たちが五段階目に達するとき、生命として知られているもの自体を超越して変容します。

これが通常のパターンなのです。

 

各意識レベルは、さまざまな面で異なっています。

まず、染色体レベルがまったく違います。

 

人類の意識の第一レベルでは染色体数が42+2であり、第二レベルでは44+2、第三レベルは46+2、第四レベルは48+2で、最終レベルでは50+2となります。

それぞれの意識レベルでは身長も異なります。

第二レベルと第四レベルの意識は非調和的で、第一レベルと第三レベルは調和的です。 

第二レベルは完全に非調和的な意識で、私たち はこれに属します。

私たちが参加しているこの実験のそもそも最初から~神の創造のすべては実験ですが~ルシファーの反乱と似たような実験は、これまでに四回試みられています。

言葉を換えれば、ルシファーのほかにも、同じようなことを試した存在が三人いたということです。

そしてどれもが宇宙全体の完全なる混沌という結果を招いています。

百万年以上前、火星人たちは、生命が三度目にこの実験をしようとした「第三の反乱」に参加しました。

そして実験は劇的な失敗に終わりました。

いろいろな惑星が破壊され、家政もその一つになりました。

今起きていることと同じで、生命は神と分離した「現実」を創造しようとしたのです。

言い方を換えれば、ある一部の生命がその他の生命全体から分離して、自分たちだけの現実を創り上げようしたのです。 

火星人はたいそうきわめて重大な間違いを犯しました。まずはじめに、この制御不可能なマカバは大量の低次元のスピリットを地球の高次元界に解き放ってしまいました。

それらのスピリットは、理解できない知らない世界に強制的に連れてこられ、完全な恐怖に駆られました。

彼らは生きなければなりませんでした~つまり肉体を持たねばならなかったのです。

それで、アトランティスでは一人につき何百という数のこうしたスピリットたちが、よってたかって人々の体内に入り込んでいったのです。(中略)

 

これらのスピリットは私たちのようにきわめて地球人的なのですが、もともとこの次元レベルから発したものではないので、実は非常に異なっています。

それは完全な破局でした~たぶん地球が かつて体験したこともなかった、最大の大惨事だったのです。


世界中のひずみのほとんどは~戦争、結婚問題、感情的動揺などといった、人と人の間のひずみですが~主にバランスを欠いたフィールドに起因しています。

そのフィールドは地球にひずみを生じさせているだけでなく、現実の構築のされ方ゆえに、たいそう遠い遠い彼方の宇宙の果てまでひずみを作り出しているのです。(中略)

アトランティスでかつて火星人たちがしたことは、全銀河の法則に反しています。

それは違法行為でしたが、いずれにせよ彼らはそうしたのです。 

いま現在、地球が実際に経験している意識レベルは三つしかありません。

第一意識レベルは原初的なもので、第二レベルが現在の私たちの意識、そしてこれから私たちが移行しようとしている第三レベルが「キリスト意識」あるいは「融合意識」です。

約一万三千年前の転落の後、地球の周囲には、第一レベルと第二意識レベルの二つのグリッドしか活性化していませんでした。(中略)

 

さて、その上に「融合意識グリッド」あるいは単に「次の段階」とも呼ぶ、第三のグリッドがあります。

それは1989年2月4日に完成して以来、そこに存在し続けています。

そのグリッドなくては、私たちはすべておしまいです。

 

レムリアからやってきた1000人とアトランティスでの600人を合わせて、アセンションしたマスターは1600人になっていたのです。

そして彼らのみが、その古代宇宙船の乗組員となりました。


さて、この船に乗っていた人々はただの乗客ではありませんでした。

まさに巨大な空飛ぶ円盤の形をした、回転する生きたグループ・マカバを作り出していたのです~銀河にも、あなたの体のまわりにも、マカバが活性化された時にはそれと同じ形のものができます。(中略)

そのとき、2、3の小さな島を除いて、アトランティスの最後の部分が水面下に没したのでした。

それから彼らは船をエジプトに向けて発進し、大ピラミッドの頂上に着陸しました。


大ピラミッドの周囲の長さと船の円周は同じです。そんなことが実際にできるかどうか議論の余地がありますが、その二つを限りなく近くすることは可能です。数学的な相関関係が発生する時にはいつでも生命が出現します。

それは宇宙全体における生命の相関関係の基本なのです。 

ごく少数の例外を除いて、地球上のすべての聖地は高次意識によって四次元レベルで計画され、今ではそのほとんどがそれと対になる三次元的な存在を持っています。

私が知るかぎり、無意識に造られたものは何一つ存在せず、ことごとく理由と目的があったのです。そしてそれらは通常、数多くの現実レベルに基づいて創り上げられました。

神聖幾何学は宇宙の全言語の根本なのです。

つまりオシリスは三つの意識レベルを通過したのです。

最初は完全で、二番目は自分自身と分離し、そして三番目には再びすべての構成要素が一つになるために集まっています。

これによって彼はもう一度完全体に戻り、かつ不死を得たのです。

もう二度と死ぬことはなくなりました。

オシリスはついにこれらのすべてを通過した後、アトランティスの最初の復活したマスター、不死者として蘇りました。

そこで人々は、オシリスがいかにして不死になったかという彼自身の叡智を、みんなが同じ意識に到達するための手ほどきの雛形として学びました。

これがアトランティスの宗教になり、後にはエジプトの宗教となったのです。

アトランティス人たちは、彼らの脳の機能のおかげで完璧な記憶を保持していました。

自分たちに起ったことは何でも憶えていました。

しかも彼らの記憶はトランスパーソナル(超個人的)なものでした。

つまり一人の人が憶えたことは、種族全員の記憶となったのです。(中略)

 

彼らは完璧な三次元的立体ホログラフィック記憶を保持しています。(中略)

それは現実の時間で起きるのではありません。

彼らが「夢時間」と呼んでいるもので、夢のようなのですが、現実そのままのレプリカなのです。

 「トートの42の書」では、転落の後、アトランティス人がエジプトに入って、すでに完璧な記憶を体験することがなくなってから文字がもたらされたと記しています。(中略)

これが完璧な「転落」をもたらす最後の一押しとなり、記憶へのアクセス方法を変化させたことで私たちを第一意識レベルから放り出して、完全に第二意識レベルへと至らしめたのです。

それは私たちの運命を決定しました。 

あなたの染色体は、肉体だけでなく、一番遠い星も一番近い星も、一つ一つの原子に至るまで現実内のすべてを含めた現実全体を描き出すための幾何学的なイメージとパターンなのです。

これこそ大ピラミッドが存在している理由です。

 

 

何はさておき、その第一の目的は私たちの意識レベルを次の意識レベルへと引き上げることなのです。

 

なぜ大ピラミッドが存在するのか、ほかにも理由はたくさんありますが、アセンションと復活が

その純然たる目的なのです。