神聖幾何学・プラトン立体
幾何学(ジオメトリー)とは、ギリシャ語に由来しています。
この世界にあるもの全て(音・波動・エネルギー)には形があり、私達が認識できている形は全て、点と線(直線と曲線)で構成されています。
そして、様々なリズムや法則を基に振動させることによって波をつくり、エネルギーが生まれ、それぞれの周波数の形をつくっていきます。
フラワー・オブ・ライフの図形の中には、「シード・オブ・ライフ」「エッグ・オブ・ライフ」「フルーツ・オブ・ライフ」「ツリー・オブ・ライフ」と呼ばれる図形が全て内包されています。
フラワー・オブ・ライフの外側の未完成の円を完成させると、13個の球体で出来るフルーツ・オブ・ライフ(生命の果)という図形模様が現れます。
フルーツ・オブ・ライフは、神聖幾何学の中でも、もっとも神聖なものとして扱われています。
この図形(フルーツ・オブ・ライフ)は、様々なパターンが織り込まれた結果として顕われてくるところから、「果実」という名前がつけられています。
また、フルーツ・オブ・ライフにはメタトロン立方体が内包されていますが、これは『宇宙構成パターン』の基本なのだと言われています。
フルーツ・オブ・ライフ
このフルーツ・オブ・ライフの円の中心を直線で結んでゆくと、メタトロン・キューブとして知られる図形パターンが現れます。
メタトロン立方体
フルーツ・オブ・ライフにあるすべての円は、女性性のエネルギーを現わしたものです。
そして、この13の円に男性性のエネルギーとして直線を加えると、13通りのパターンに導かれていきます。
この13通りのパターンは、「第1情報提供システム」と言われており、存在するもの全てが、そこから創り出されていると言われています。
神聖幾何学は太古の昔(エジプト・シュメール・マヤ・インド・古代文明など)からあるものですが、その第1情報提供システムはフルーツ・オブ・ライフからメタトロン立方体を通してやってきたものだと言われています。
古代の人達は、数・形・音・色などに秘められた意味やエネルギーを知っており、神聖幾何学はあらゆるものと密接な関わりを持つとして重要視され、宇宙の法則を表す象徴的なものだとされてきたのです。
【プラトン立体】
プラトン立体とは、立体を構成する面の大きさ(面・辺・内角・球の表面に全ての角が触れること)がすべて等しいことだと定義されています。
フラワー・オブ・ライフから導き出されたフルーツ・オブ・ライフに直線を引いたメタトロン・キューブには、5つのプラトン立体が内包されています。
全ての円の中心を繋げることで、私達は5つの立体を手にすることができるのです。
(すべてが始まった中心の球を入れると6つになります。)
私達には、正四面体、立方体(正六面体)、正八面体、正二十面体、正十二面体、そして球という6つの原型的な形が存在しています。
そして、下記のような元素の面をもっているはずだと考えられてきました。
正四面体(テトラヒドロン)は火、立方体(キューブ)は土、正八面体(オクタヒドロン)は風、正二十面体(イコサヒドロン)は水、正十二面体はエーテルとされていました。
(エーテル、プラーナ、そしてタキオン、エネルギーはみな同じものを指しています。)
どこへでも広がり、どんな時空、どんな次元の地点へもアクセスすることができます。
これらの6つの元素は宇宙を創造するものなのです。
上記画像の3つの柱と、生命の木(ツリー・オブ・ライフ)と、宇宙の3つの根本エネルギーを関連付けて見ることができます。
左側を男性、右側を女性、そして中央が子供です。
(宇宙の基本構造まで掘り下げると、陽子が左、電子が右、中性子が中央となります。)
左側の柱には正四面体と立方体がありますが、それは意識の男性的要素で、左脳を表しており、これらの多面体を構成する面は三角形か四角形です。
中央の柱は右脳と左脳をつなぐ脳粱にあたります。
右側の柱には正十二面体と正二十面体があり、それは意識の女性的要素で右脳にあたり、多面体を構成する面は三角形と五角形です。
地球の意識には、右の柱の要素が欠落しており、これまで地球の意識の男性面(左側)を創造してきましたが、今は全体性とバランスのために女性的要素を完成させているところなのです。
右側は、キリスト意識あるいは融合意識(ユニティ・コンシャスネス)と関係しています。
正十二面体は地球のまわりのキリスト意識グリッドを構成する基本形となっています。
【思考(エゴ)の形】
人それぞれ個性があるのと同様に、個々によってエゴの形状もことなりますが、多くの人はこのオクタヒドロン形状の思考を持っています。
オクタヒドロン
(この画像はこちらからお借りしたものです。)
私達がそれぞれ発する思考の元となるものが形状化されており、エゴの強い人ほど異常に突起した部分があったりとしていているようです。
私達が内側と向き合ってエゴを手放すということは、異常に突起した角を削ることで本来の形状である、正多面体のどの辺の長さも等しく、全ての面も形も大きさも等しいものへとなっていくことなのだと思います。
「神聖なる72」
ダン・ウィンターの著書『ハートの数字』には、DNA分子が正十二面体と正二十面体の双対性の関係によって構築されていることが紹介されています。
DNA分子は、回転している立方体のようにも見えます。
立方体をある一定のパターンで72度ずつ回転させていくと正二十面体が姿を現し、そこから双対の関係にある正十二面体が導かれます。
この2つの形をお互いに行ったり来たりする双対的パターンが、DNA螺旋中ずっとつながって続いているのです。
この立方体の回転がDNA分子を創造しているのです。
これがDNAの背後にある正確な神聖幾何学であると結論づけられています。
この72度という回転は、私達のDNAを大いなる白色同胞団(ホワイトブラザーフット)の目的や青写真に直結させてくれます。
72という体制は大いなる白色同胞団と関係しています。
多くの人が天使の72階級について、また、ヘブライ人たちは神の72の呼び名について言及しています。
72である理由は、地球のまわりにあるキリスト意識グリッドとも関係しているプラトン立体がどうやって構築されたかに関わっているからです。
同胞団は世界を包み込むキリスト意識グリッドの基本である、この正二十面体/星冠正十二面体の形を通して物理的関係を構築させて、惑星の右脳の意識を浮上させようとしているのです。
それぞれの点が次の点につながり、そのすべてがファイ比率に関わる一定の数学的相関性を持っています。
これを深く追求してゆくと、この5つの形が(正四面体、立方体(正六面体)、正八面体、正二十面体、正十二面体)1つになっていきます。
私達はこの古代の科学をようやく思い出しはじめたところなのです。(エジプト、チベット、インド、ギリシャにおいては完全に理解されていたものです。)
現代世界において、「形」がどんな意味を持つのかを、完全に忘れてしまっており、私達はようやくそれを思い出しつつあるところまできています。
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以下より、参考および引用
ドランヴァロ・メルキゼデク 薯
Wikipedia
Daud Sutton 薯
Miranda Lundy 薯
他