フラワー・オブ・ライフ【神聖幾何学】

フラワー・オブ・ライフとは、全て黄金分割された究極の調和のバランスを持った図形です。

 

装飾モチーフとして古代から使われてきたこの図形は、6角形の左右対称な構造とともに花のようなパターンを形作っています。


形、割合、調和が完璧なフラワー・オブ・ライフは世界中の哲学者や建築家、そして芸術家に知られていました。


レオナルド・ダ・ヴィンチのような著名な人物は、フラワー・オブ・ライフとそれに似た『エッグ・オブ・ライフ』『フルーツ・オブ・ライフ』『シード・オブ・ライフ』と呼ばれる3つのシンボルの重要性を生得していたと言われています。

 

 

 

フラワー・オブ・ライフは、全ての生命体を包括する究極の形と言われ、宇宙そのものを表す、森羅万象の元となるパターンであり、無条件の愛の象徴とされる神聖な形、宇宙の原初の言語であり、純粋な形と均衡です。


この名前は、花に似ているという理由で呼ばれているのではなく、果樹:生命のサイクルを象徴しています。

 

Seed of Life(生命の種子)

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Tree of Life(生命の木)

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Flower of life(生命の花)

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Fruit of lofe(生命の果実)

 


生命のサイクルとして種から木ができ、花が咲き、実をつけ、そしてまた種に戻る。
この5つの生命サイクルは、生命の幾何学と密接な関わりを持っていて、宇宙の創造と関わっています。

 

 

フラワー・オブ・ライフは古代から世界各国に存在しています

 

この世に存在するすべての生命は、フラワー・オブ・ライフの創造パターンからなり、人間のDNA・RNAはフラワー・オブ・ライフの図形から生まれていて、生きとし生けるもののあらゆる側面・宇宙の森羅万象がすべて内包されています。

 

フラワー・オブ・ライフを知るということは、創造のシステムを知るということになるのです。

 

 

フラワー・オブ・ライフの興味深い特徴は、世界中ほぼ全ての主要な文化の中にその重要性の証拠を見つけることができるというものです。

 

中国の紫禁城内部の寺院や、イスラエルの古代シナゴーグ、インドや日本の仏教寺院、トルコの都市エフェソス、アッシリアでは岩に刻まれ、13世紀からのイタリア美術、そしてスペイン・コルドバの「ラ・メスキータ」の中にも見ることができます。

 

 

フラワー・オブ・ライフの最も古くから知られている例は、エジプト・アビドスのオシリス神殿に現存するものだと考えられています。

 

大多数の考古学者は少なくとも6000年前のものだと主張していますが、紀元2世紀と主張する考古学者もいます。

 

アビドスにあるフラワー・オブ・ライフの最も奇妙な特徴は、それが花崗岩に刻まれたものでなく、花崗岩に驚くべき精度で焼き付けたか何らかの方法で描かれていることです。

 

これはファラオの権威のシンボルであるラーの目を表すと考えられています。

 

 

 

復活とアセンションはキリスト意識へと促します。